初めて犬を飼う人のための『犬の動物学事典』

犬の保定のしかた(押さえ方)

 犬が事故などにあってけがをした際、犬に意識があるときには、犬を捕まえて押さえます。そしてまず、あなたと犬の安全を確保しましょう。そして犬の状態を確認します。
(また、犬の治療・検査・注射などの際にも動かないように犬を保定します。)

○犬の保定のしかた
【小型犬の場合】
 犬を驚かせないように注意しながら、やさしくしっかりと口吻を握ります。そして片腕を犬の首のしたから回し、肘で犬を自分の体に密着させながら犬の状態を確認します。
 ほかの方が点検をしてくれる場合には、首と体を自分のほうに引き寄せてやさしく抱いて、点検のしやすい状態にします。
【大型犬の場合】
 犬の首のしたから腕を回して犬の頭と肩を抱いて、自分の体に引き寄せます。そして、もう一方の片腕で犬の状態を点検します。ほかの方が点検してくれる場合にも同じ方法で行います。
 また犬を座らせて点検する場合には、犬の後ろから足ではさんで押さえる方法もあります。

【注意点】
 この際、過剰に押さえつけると犬がパニック状態になったり興奮することがあります。
犬が怖がっていたり、けがをしている場合には必ず口輪をつけるようにしましょう。
 ・けがをしている犬に近付く場合には十分注意しましょう。きずの痛みや恐怖心により噛み付く場合があります。
 ・のどに何か異物がつまっていたり、呼吸困難な状態の場合には口輪は禁物です。
 ・口輪に使う紐は硬いロープ等ではなく、犬の顔を傷つけない柔らかいもの(包帯、ネクタイなど)を使うようにしましょう。

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