初めて犬を飼う人のための『犬の動物学事典』

犬が異物(毒物)を飲み込んでしまったとき(3)

 犬が誤って薬やブラック・チョコレートなど、犬にとって毒物を飲んでしまったとき

 基本はすぐに病院へ行く、若しくは獣医師に連絡し指示に従ってください。

● 犬の意識がない場合
 すぐに病院へ若しくは獣医師に連絡し指示に従ってください。
 薬などを飲み込んでしまった場合には、同じ薬又はその入れ物(箱)をもって行きます。

● 犬の意識がある場合
 吐かせるために、オキシドール(胃の中で泡を起こし嘔吐をもよおします。薬局で購入できます。)を使用します。
 
 トイレ用洗剤や漂白剤などの強酸性・強アルカリ性のもの、灯油やシンナー等の石油性のものは嘔吐させると消化管を傷つけることになるのでオキシドールを服用してはいけません。

 オキシドールを与える量は犬のサイズ(体重)によって変わります。1回で嘔吐することもありますが、服用後15~20分が経過しても嘔吐しない場合にはオキシドールを再度服用させます。

早急に吐かせる必要がある場合には、以下のことに注意してください。
○ 嘔吐させる場合には犬に意識がある場合に限ります。
○ 平衡感覚の喪失など神経障害がある場合には嘔吐をさせてはいけません。このような状態のときに嘔吐をさせると、嘔吐物が気管に入り誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
○ 飲み込んだものを吐かせるには、食塩をティー・スプーンで犬の舌の上に起き、5~10分程で飲み込んだものを吐き出させるという方法があります。しかし、この方法は食塩中毒になることがあるので、出来る限り使用しないほうが良いでしょう。

犬が異物を飲み込んでしまったとき(1)に続く
犬が異物を飲み意識がないとき(2)に続く

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